図書館で地域の神社を調べていたら、この神社のモノクロ写真が目に止まった。なんと社殿の裏手に巨石があるではないか。しかも初めて目にする地名(地図無し)、神社名は「八幡宮」とだけ記してあった。この地域にも人知れず巨石を祭った神社があることに興味を覚え、さっそく車で出掛ける事にした。
豊田の郊外にある平戸橋(河原に不思議な巨石)を渡り、勘八峡と呼ばれる古くからの奇岩の名所を通り過ぎる。最初の信号を左折し、名鉄西中金駅との間を結ぶ県道345号線を北上して行くと、左手に上鷹小学校が見えてきた。図書館で見た本には確かこの辺りと書いたあったが・・と、少し脇道にそれて小学校の裏手に回ると、鷹見岩という手書きの案内表示があり、丘の上を見上げると鳥居が見えた。私はいつも不思議なことに、巨石とか神社とか、ふと行ってみたくなった場所を訪れるとき、あまり地理に詳しくないのにちゃんと辿り着けてしまう事が多い。
丘の上の神社までは徒歩で数十メートル、境内の周りは草が刈り込んであったが、おそらく年に一度の祭りの時くらいしか賑わうこともないであろう。ただ地元の方々の厚い信仰を集めている神社であることは社殿の佇まいから察しが付く。
<小学校裏手の山に、謎の巨石群。「近見岩」と「遠見岩」>
上鷹小学校の裏手の山には、ふたつの巨石群が在る。「その昔 鷹見し岩を 朝ごとに 仰ぎては見つ」と上小学校の校歌の2番に歌われていたという巨石だ。
昭和30〜40年代は誰もが気軽に散策できる山だったが、手入れ不足で木々が多い茂り荒廃してしまった。それを近年、自然愛護団体の発足と共に整備して児童が体力づくりに登れるコースとしたそうだ。
急勾配だがよく整備された散策路は歩きやすく、二つの巨石群を容易に観察することができた。この巨石群は次のページで写真紹介させていただく。 |